ホエールウォッチング

１９５０年代から６０年代にかけて、カリフォルニア沿岸を回遊するコククジラや、ハワイの周辺に来遊する
ザトウクジラを対象に小規模なホエールウォッチングが行われていました。
当時はまだ、世界各地で捕鯨が盛んに行われていた時代です。

７０年代に入ると、反捕鯨運動が高まり、それとともにクジラへの関心も一気に高まり、人々は世界の海へ
クジラの姿を見に出かけるようになりました。

８０年代以降新しい観光産業としてホエールウォッチングは世界中に広がりました。
かつてクジラは油や肉を取るために捕鯨されていましたが、観察や、楽しむために眺める動物に変わりました。

クジラと出会うために海へ出かけるようになった人々が増えたとこによって、クジラへの悪影響が増えることも
あります。クジラの生活の妨げにならないようにルールが定められていますが、各個人が意識しないといけません。あまり近づきすぎず、静かに観察することが大切ですね。


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